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ドイツにおいてドライアイス洗浄機が誕生してから25年。
培ってきたノウハウや実績がこの洗浄機の能力の礎となって活かされています。私たちは日本のものづくりに貢献したいと考えています。
※大切なノウハウにつき詳細は省略させていただきます。
付着物が薄く、母材の形状が複雑且つ精密な洗浄に適しています。
●精密金型(プラスチック・ゴム)
●完成品の脱脂や仕上げ
●半導体ウエハーの汚染除去
●通電設備内の埃取り
●プラスチック製品のバリ取り
●クリーンルーム内のコンタミ洗浄
●キズをつけてはいけないもの全般の洗浄
付着物に厚みがあり広範囲の洗浄に適しています。
●錆び取り
●厚みのあるグリス取り
●ダイカスト金型や設備の洗浄
●工場床の洗浄
●樹脂スクリュウの洗浄
●焦げ付き
●頑固に付着しているもの全般の洗浄
洗浄能力の命である噴射スピード。いかにドライアイス噴流を減速・圧損させることなく、ノズル先端から洗浄対象物に向け噴射させるかが、洗浄性能に対する大きな要素ともなります。計算された機内の配管カーブと内部の継ぎ目や段差を最小限にした専用部品。ラバールノズル理論に裏打ちされた専用ノズルや目的別に作られた豊富なノズル群はどこにも負けない独自技術と言えるでしょう。専用のスポットノズルでは、一点に集中して噴射される様子が目視で体感できるほどその違いがわかります。
「洗浄能力を高く。運転音を小さく。それは運動流体エネルギーを追求すること」
私たちの目標とする理想の流体に近づけるには、ノズルを含む機内の管路の断面積変化・方向変化・分岐を研究することが不可欠です。摩擦や抵抗損失を低減することで圧縮空気とドライアイスを流れやすくしており、更には運転音も低下させています。
できれば避けたいと考える鏡面・シボ面金属への精密洗浄にいち早く取り組み実現可能にしました。
ドライアイスパワーの洗浄技術は、「いかに優しく」、「いかに強力」に剥離できるかと言う、相反するとも言える2つの工業的要求を解決したその事実に象徴されます。これこそがドライアイスパワーが他社に誇れる洗浄技術なのです。
ドライアイスペレット洗浄とドライアイスパウダー洗浄の使い分けは、付着物とその母材である洗浄物によって異なります。
ドライアイスの独自の粉砕機構、粉砕専用部品により洗浄物と付着物に最適なドライアイス粒子サイズと形状を実現し噴射を可能にします。GT-310E標準装備「新搭載自動開閉スクランブラー」、GT-110用新オプション「スクランブラーホース・クラッシャーノズル」の登場はドライアイスブラスト洗浄作業の対象範囲と可能性を大きく広げました。